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我が家におけるイチゴ狩りの位置づけは、朝ごはんです。朝イチで農園に行き、たらふくビタミン補給をするのです。早いところで8時半、たいがいのところは9時、遅いところで10時に農園が開きます。

今日は9時オープンの伊豆フルーツパークへイチゴ狩りに行ってきました。ホームページで予約できます。

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伊豆半島におけるイチゴ狩りの季節は元旦からゴールデンウィークまでが主流です。12月から5月中旬までのところもちらほら。たいがいのところは料金を段階的に下げていきます。これからが一番安いシーズンです。ハウスによっては中がとても暑くて昼前くらいにはいちごがぬるくなっていたりするので、早い時間から日陰の苺を狙って摘むのがおすすめです。

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韮山や江間や伊豆長岡のいちごセンターはこの時期1200円、5月に入ると1000円。伊豆フルーツパークより安い。時間制限(30分)があります。練乳のおかわりはありません。駐車場からちょっと遠いハウスに割当てられると一度車で移動することになります。予約なしでも比較的入りやすい。

伊豆フルーツパークのいちご狩りの良いところは
  ・時間無制限
  ・練乳おかわり自由
  ・苺が上段下段の2段になっていて小さい子どもも大人も取りやすい
  ・駐車場からすぐ
  ・ハウス内が暑くない
  ・お土産やさんやレストランが近いので待ち時間が過ごしやすい
  ・ネット予約可能(電話でもOK)
  ・アクセスがとてもいい(伊豆縦貫道三島塚原からスグ)
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いまいちだなーと思ったところは次の4点。
  ・通路が狭いのにタイミングによっては団体客と一緒になる
  ・くさい
  ・ひとつの品種しか食べられない
  ・水っぽい味がして、甘味が強いのは20個に1個くらい

ひとつめの団体さんについて。ビニールハウスそのものはとても広い。今まで行った中で一番広いハウスでした。ただ、いちごが摘める範囲が細かく区切られていて、その時間に割り当てられたエリアは小さなビニールハウスひとつ分より狭い。私達が入って30分ほどは数組しかおらず、1列ひと家族くらいの余裕でゆったりいちご摘みを楽しめました。その後、ツアーの団体さんがどどーっといらして、1列に20名以上となり、すれ違うのもままならず、かなり窮屈な状態になったのでした。団体さんと一緒になったのは伊豆フルーツパークが初めてです。これはちょっとつらい。予約の意味があるのだろうか。

ふたつめの匂い問題。ビニールハウス内にいても、端っこの列にいると外から牧舎みたいな匂いが漂ってきます。牛を飼っている様子は見られなかったので、原因は肥料かな。これにはかなりげんなりします。これまで行ったイチゴ狩り農園では、くさい思いをしたことがありませんでした。あ、一度だけ江間のイチゴ狩りセンターを利用した時に、農園の裏がかつおぶし加工業だったかなにかでおだしの香りがしたことがありました。でも、イチゴ狩りのビニールハウスの中にまで回ってくる強い匂いではなかったし、今回の伊豆フルーツパークでのそれのような食欲がそがれるような種類の匂いでもありませんでした。

みっつめは品種について。お値段なりなんだと思います。大富農園(おおとみのうえん)さんでは、とちおとめ、紅ほっぺ、章姫(あきひめ)といった数種の苺がたのしめます。しかもどれもすごく美味しい。お値段は2100円。ついでに大富農園さんの良いところを挙げると、バリアフリーを意識した作りになっていて、車椅子でイチゴ狩りが楽しめるように苺棚の間隔が広くとってあります。だからすれ違うのも楽々。練乳おかわり自由、100円の追加料金でチョコディップソースもあります。

よっつめ、味。伊豆フルーツパークでいただいた今回の苺は、水っぽい味で甘みが弱いものが多く、20個に1個くらいの割合でしか甘いいちごに当たりませんでした。大富農園さんのいちごはどれも甘みが強くて幸せになります。いちご狩りセンター系の農園でも、ビニールハウス内の暑さに負けずいただいた苺は甘くてほとんど練乳いらずでした。今回は30個くらい食べたあたりで、味の薄さに物足りなさを感じて練乳たっぷり食べになり、それから2回も練乳おかわりをしてしまいました。

三島から車で1時間以内のイチゴ狩り
 🍓伊豆フルーツパーク http://izupa.orepa.jp
 🍓江間いちご狩りセンター http://ema-ichigo.com
 🍓韮山いちご狩りセンター http://www.nirayama-ichigogari.com
 🍓伊豆長岡いちご狩りセンター http://izunagaoka-ichigo.com
 🍓大富農園 http://www.ootominouen.com
 🍓柴農園 http://siba-nouen.sweet.coocan.jp


どうせならある程度のお金を払って美味しいいちごを品種の違いもあわせてたっぷり食べたい人は大富農園さん、旬のいちごをJAと連携したリーズナブルな料金でお手軽に楽しむならいちご狩りセンター、伊豆に立ち寄ってあちこちを巡る旅の途中にいちご狩りなら伊豆フルーツパーク、そんなかんじで比較検討でしょうか。



2017年4月24日追記)伊豆フルーツパークについて